もくじ
スイカの基礎
分類 | 栽培難易度 | 発芽地温 | 生育適温 |
ウリ科 | ★★★ | 25℃~30℃ | 25~35℃ |
生育条件 | 土壌酸度 | 定植条間 | 定植株間 |
日なた | pH5.5~6.5 | 1条植え | 100cm |
栽培カレンダー
スイカの豆知識
スイカは熱帯アフリカのサバンナや砂漠地帯が原産地です。
雨季に発芽して乾季に結実し種子を残します。
ですから、スイカは特に高温性(25~30℃)の野菜で、4~5月に種を播き、7~8月に収穫するのが普通です。
寒さには弱いので、地温が安定するまではビニールなどを被せて保温、保湿をして発芽させます。
また、砂漠のような砂地で育ってきたので、湿った重い土や粘質土では、茎葉が茂り実がつかないつるボケや炭疽病が多く発生しますので対策が必要です。
雨季に発芽して乾季に結実し種子を残します。
ですから、スイカは特に高温性(25~30℃)の野菜で、4~5月に種を播き、7~8月に収穫するのが普通です。
寒さには弱いので、地温が安定するまではビニールなどを被せて保温、保湿をして発芽させます。
また、砂漠のような砂地で育ってきたので、湿った重い土や粘質土では、茎葉が茂り実がつかないつるボケや炭疽病が多く発生しますので対策が必要です。
畑の準備・元肥
定植の1~2週間前に、定植予定位置に直径30cm、深さ15cm程度の穴を掘り、完熟堆肥や腐葉土をスコップ1杯の量(2~3kg)でクラツキしておきます。
特に排水の悪いところでは、その上に掘り出した土を戻して、地表面より2~3cm高く盛り上げ、上面が平らな円形の床を作ります。
pHを確認し、必要なら1~2週間前までに苦土石灰を撒いておきましょう。
特に排水の悪いところでは、その上に掘り出した土を戻して、地表面より2~3cm高く盛り上げ、上面が平らな円形の床を作ります。
pHを確認し、必要なら1~2週間前までに苦土石灰を撒いておきましょう。
播種
ハウスや室内で25~30℃程度の高い温度が維持できる場合、3月中旬~4月上旬にかけて10.5cmか12cmポットに3~5粒を点まきし、、5mmの厚さに覆土してたっぷりと水やりをします。
露地の場合、4月上旬~中旬にクラツキをして、1~2週間後に種を3~5粒ずつ点まきし、5mmの厚さに覆土してたっぷりと水やりをします。
保温、保湿のために、ビニールを被せたり、行灯保温を地温が安定するころまで行います。
露地の場合、4月上旬~中旬にクラツキをして、1~2週間後に種を3~5粒ずつ点まきし、5mmの厚さに覆土してたっぷりと水やりをします。
保温、保湿のために、ビニールを被せたり、行灯保温を地温が安定するころまで行います。
定植
地温が18℃ぐらいになるころ(私の愛知県辺りなら5月中旬ごろ)まで待つか、ホットキャップか行灯保温にて、本葉4~5枚に育った苗をクラツキした箇所に、浅い植穴を掘って苗を株間100cmで植え付けます。
追肥
最初の果実がソフトボール程度になったら追肥をします。
米ぬか、油かす、魚かすを2つかみずつつるの先端辺りに施して、軽く中耕しておきます。
米ぬか、油かす、魚かすを2つかみずつつるの先端辺りに施して、軽く中耕しておきます。
コンパニオンプランツ
ニラ、ネギ、ニンニク、エダマメ、エンバク、ライムギ、マリーゴールド、トウモロコシ
相性の悪い品種
カボチャ、メロンなどの同じウリ科
種取り
スイカの種取りはとても簡単です。
食べて味見をして、おいしいスイカの種を取ってください。
ただし、口に含んだ種は発芽に良くないと言われていますので、事前に種を取り除いておくか、箸で取り出すのをおすすめします。
食べて味見をして、おいしいスイカの種を取ってください。
ただし、口に含んだ種は発芽に良くないと言われていますので、事前に種を取り除いておくか、箸で取り出すのをおすすめします。