サトイモ

サトイモの基礎

分類 栽培難易度 生育適温
サトイモ科 ★★ 25℃~30℃
生育条件 土壌酸度 条間 定植株間
高温性で暑さには強く、寒さには弱くて霜で刈れる。日本の風土に適した野菜 pH5.5-7.0 1条 50cm

栽培カレンダー

サトイモの豆知識

サトイモの原産地はインド東部、インドシナ半島で、東南アジアなど湿潤な地域で多く栽培されています。
日本にも古くから伝わっており、イネの渡来より古かったと言われています。
ジャガイモやサツマイモが伝来するまではイモと言えばサトイモのことを指していました。
栽培期間が長くて葉が大きく茂り、丈も1m以上に高いので、かなりの栽培面積を要しますから、広めの菜園が適しています。
調理も簡単で時間がかからないので、多くの地域で主食とされています。

畑の準備・元肥

米ぬか10g/株

植え付け

4月中旬から5月中旬に植え付けます。
種イモをポットやコンテナ、苗床などで芽出ししてから植え付ける方法が簡単です。
しかし、私の場合は、もっと簡単な方法で今まで問題なくできています。
10月から11月に収穫した後、親イモを来年の育成畝に深さ10cm程度で植えてしまいます。
これで次年の4月から5月ごろに勝手に芽が出てきます。

追肥

わき芽が伸びてきたら、太い芽を1本残して、他の芽は斜め下に引いて抜きます。
植え付けから1ヶ月後ぐらいで、このときに米ぬか20~30g/株を株元に1回目。
2回目はさらに1ヶ月後ぐらいで、本葉5~6枚のころで、小さい芽を引き抜いて米ぬか20~30g/株を株元へぱらぱらと。

コンパニオンプランツ

ショウガ、ミツバ、エダマメ、シソ

連作

サトイモは連作障害が出やすいとされており、3~4年は同じ畝で栽培をしない方が良いとされています。

相性の悪い品種

特になし

種取り

収穫後に、形の良いイモや大きな種イモを1週間ほど、風通しの良い、日陰でよく乾燥させます。
新聞紙で包んだら発泡スチロールの容器で保存します。
室内の温度が一定な場所に置きます。
ちなみに、100均で発泡スチロールが売っていますので、安く揃えれます。