もくじ
ピーマンの基礎
分類 | 栽培難易度 | 発芽地温 | 生育適温 |
ナス科 | ★ | 20℃~30℃ | 20~30℃ |
生育条件 | 土壌酸度 | 定植条間 | 定植株間 |
日なた | pH6.0~6.5 | 50cm | 50cm |
栽培カレンダー
ピーマンの豆知識
原産地はペルーなどの熱帯中央アメリカ。4~5人の家族なら数本あれば間に合うほど実がなります。
ピーマン、トウガラシ、シシトウはもともと同じ植物から育成されてきた野菜で、辛い物をトウガラシ、辛くないもののうち、小さいものをシシトウ、中ぐらいをピーマン、大きいのをパプリカと呼んでいます。
ピーマンとシシトウは緑色の幼果を収穫して、トウガラシとパプリカは完熟し、赤や黄色になってからの収穫となります。
ピーマンも、シシトウも完熟すると、黄色か赤色になり甘みが増します。
日照時間や気温に敏感で、高い気温を好み、湿度の多い、日照時間の長いところに良く育ちます。
ピーマン、トウガラシ、シシトウはもともと同じ植物から育成されてきた野菜で、辛い物をトウガラシ、辛くないもののうち、小さいものをシシトウ、中ぐらいをピーマン、大きいのをパプリカと呼んでいます。
ピーマンとシシトウは緑色の幼果を収穫して、トウガラシとパプリカは完熟し、赤や黄色になってからの収穫となります。
ピーマンも、シシトウも完熟すると、黄色か赤色になり甘みが増します。
日照時間や気温に敏感で、高い気温を好み、湿度の多い、日照時間の長いところに良く育ちます。
畑の準備・元肥
定植の1か月前に、定植予定位置に完熟堆肥をクラツキで施しておきます。
支柱は根が傷つかないよう、できれば定植前に立てておくとよいでしょう。
pHを確認し、必要なら1~2週間前までに苦土石灰を撒いておきましょう。
支柱は根が傷つかないよう、できれば定植前に立てておくとよいでしょう。
pHを確認し、必要なら1~2週間前までに苦土石灰を撒いておきましょう。
播種
ピーマンの育苗はナスと同様にとても大変です。
私の場合は、踏込み温床で播種から苗を育てていますので、同じようにされる方は参考にしてください。
4号ポットに培土を入れて、指先で3か所の窪みを作り、各窪みに1粒ずつ種をまきます。
土を被せて表面をしっかりと抑えたらたっぷりと水をやります。
室内の暖かい場所や、育苗器を使って25℃くらいに管理すると1週間程度で発芽します。
私の場合は、踏込み温床で播種から苗を育てていますので、同じようにされる方は参考にしてください。
4号ポットに培土を入れて、指先で3か所の窪みを作り、各窪みに1粒ずつ種をまきます。
土を被せて表面をしっかりと抑えたらたっぷりと水をやります。
室内の暖かい場所や、育苗器を使って25℃くらいに管理すると1週間程度で発芽します。
間引き
本葉2~4枚になったら、葉の形の悪いものや生育の良くないものを選びます。
ここで間引くのですが、手で抜いてしまうと、残す苗の根を傷めててしまいますので、株元からハサミで切り取り、1ポットに1株にします。
ここで間引くのですが、手で抜いてしまうと、残す苗の根を傷めててしまいますので、株元からハサミで切り取り、1ポットに1株にします。
定植
高温性で霜に弱いため、ナスと同様に十分地温が上がってから植えます。
株間、条間はそれぞれ50cm程度です。
ナスと同じように床面を同じ高さにして植えます。
株間、条間はそれぞれ50cm程度です。
ナスと同じように床面を同じ高さにして植えます。
追肥
株の様子を見て1か月に1~2回追肥をします。
化成肥料、油かす、魚かす、米ぬか、ボカシ肥料のどれでも構いません。
いずれかを1㎡あたり一握り(20~30g)を成長した根の先あたりに施します。
化成肥料、油かす、魚かす、米ぬか、ボカシ肥料のどれでも構いません。
いずれかを1㎡あたり一握り(20~30g)を成長した根の先あたりに施します。
コンパニオンプランツ
エダマメ、ラッカセイ、パセリ、バジル、ニラ、ネギ、ニンニク、ホウレンソウ、ナスタチウム、インゲン、シソ、マリーゴールド
相性の悪い品種
トマト、ジャガイモ
種取り
固定種の種取りが前提ですが、F1種でも決して種取りができないわけではありません。
自家受粉ですが、昆虫による交雑も起こります。
ピーマンとトウガラシが近距離にあると、翌年にピーマンが辛くなってしまうことがあります。
オレンジ色のパプリカなどそのままの色で熟するものもあれば、黒から赤に変色するものなどいろいろありますが、日本の品種は熟すると赤くなります。
しっかりと熟してから果実を収穫して、割って種子を取り出し乾燥させましょう。
自家受粉ですが、昆虫による交雑も起こります。
ピーマンとトウガラシが近距離にあると、翌年にピーマンが辛くなってしまうことがあります。
オレンジ色のパプリカなどそのままの色で熟するものもあれば、黒から赤に変色するものなどいろいろありますが、日本の品種は熟すると赤くなります。
しっかりと熟してから果実を収穫して、割って種子を取り出し乾燥させましょう。