ブロッコリー

ブロッコリーの基礎

分類 栽培難易度 発芽地温 生育適温
アブラナ科 ★★★ 20℃~25℃ 15℃~20℃
生育条件 土壌酸度 定植条間 定植株間
日当たりよく長日条件で生育促進 pH5.5~6.5 45cm 40~50cm

栽培カレンダー

ブロッコリーの豆知識

原産地は地中海東部とされていて、ケールが起源で、品種改良されて現在の姿になった野菜です。
タンパク質、ビタミンA、B2、C、食物繊維と、様々な栄養素を豊富に含む緑黄色野菜の代表選手。

畑の準備・元肥

痩せた土地の場合、1ヶ月前までに、完熟堆肥を2kg/m2、油かす200g/m2を施しておきます。
酸度調整にもみ殻くん炭を5L/m2を入れてください。

播種

ブロッコリーの根は再生力があるため、定植時に植え傷みをしにくいため、セルトレイやポットで育苗するのがよいでしょう。
セルトレイなら128穴、ポット苗なら10.5cmサイズで種を2~3株ずつ播いて、本葉が出たら1本に間引いて、
本葉3~4枚で定植します。

追肥

定植時に油かすを株まわりに一握り。
定植後は、植えつけ2週間後とその後、3週間ごとに2回油かすを与えます。
本葉が10枚になったら追肥を止めます。これ以降の追肥は、虫が来るばかりで、生長には効果がないためです。

コンパニオンプランツ

ニンニク、パセリ、ミント、シソ、レタス、トマト、ソラマメ、シュンギク、ニンジン、セロリ

連作

2年程度は空けて栽培するのが良いとされています。

相性の悪い品種

イチゴ

種取り

キャベツと同様に種を獲るために、初夏にとうがたって花を咲かせて種をつけます。
ブロッコリーはアブラナ科のため、交雑しやすい科なので注意が必要です。
防 虫ネットをかけて隔離しておけばいいのですが、それができない場合は、交雑しやすい種類と時期をずらすなどの対策が必要です。