イチゴ

イチゴの基礎

分類 栽培難易度 生育適温
原科 ★★ 17~20℃
生育条件 土壌酸度 定植条間 定植株間
日なた pH5.5~6.5 15~20cm 15~20cm

栽培カレンダー

イチゴの豆知識

野生種は、日本を含む北半球や南アメリカなどに広く自生していますが、現在のようなイチゴは江戸時代にオランダから長崎に初めてもたらされました。
暑さや土の管には弱い性質なので、やや湿り気の多い粘性土の方が適しています。
火山灰土や砂質土の地方では、夏や冬の乾燥する時期に、敷きわらや水やりをすることで土の乾燥で起こる害を防ぎましょう。

イチゴはバラ科の多年草なので、毎年同じ株で収穫を続けることもできなくはありません。
たしかに同じ苗の枝を丁寧に落として新しい枝を出させることで、問題なく育成しているイチゴ農家をテレビで見かけたことがあります。
しかし、通常同じ株で収穫し続けると、実が小さくなったり、病気に感染したりしますから、段々と収穫量が減少していきますので、毎年株を更新するのが一般的です。

苗の養成

5月ごろ、収穫を終えたら親株からランナー(ほふく株)が長く伸びる前に、株間を軽く耕しておきます。
6~7月になると1本の親株から四方八方に数本のランナーが伸び出し、その先端に3~4株の子苗をつけます。
この苗のうち、親株に近い1、2番目の苗は、ウイルス病などの妨害を受け継いでいる可能性があるので、3番目以降の子苗を育てます。

コンパニオンプランツ

ニラ、ネギ、ニンニク、ボリジ

相性の悪い品種

キャベツ、ローズマリー、タイム、ミント