エンドウ

エンドウの基礎

分類 栽培難易度 発芽地温 生育適温
マメ科 ★★ 18℃~20℃ 12~20℃
生育条件 土壌酸度 定植条間 定植株間
水はけ良く、日当たりの良い土壌 pH6.5以上 30~45cm

栽培カレンダー

エンドウの豆知識

中央アジアから中近東やヨーロッパまでが原産地とされています。
弱酸性から中性の土壌が適していて酸性に弱いため、
土壌の改良の目安として概ね2週間前までに
苦土石灰(1m2あたり150~200グラム)か、もみ殻くん炭(1m2あたり2リットル)を施しておきます。

生育適温は12℃から20℃と低温を好み、氷点下でも耐えてくれるほど寒さに強いのですが、
大きくなると暑さにはめっぽう弱くなります。

そのため、例えば私が住んでいる愛知県であれば、
10月下旬に播種をおこない、本葉が3~4枚、草丈5~6cmで年を越すようにします。
冬の寒さの厳しい地域であれば、株をワラや刈草、不織布などで覆って防寒・防霜をします。

播種

1か所に3~5粒で点まきします。
さらに、ムギも同じ粒数程度を一緒に点まきします。
ともに成長することで防寒にもなるし、つかまることもできるからです。
私の場合は、ライ麦を播いておりますが、エン麦も良いようですね。
以前に六条麦を播いたことがありますが、
収穫直前、見事にスズメが全てきれいに食べられてしまいました…。
それから私はずっとライ麦です。

定植

ポットやセルトレイでもムギと一緒に育苗してから定植も良い方法です。
播種の時期は直播きと同じで、本葉の3枚目が出たら若苗で定植します。

追肥

元肥は不要です。
追肥は、3月の立春を過ぎて暖かくなってきたら、2~3週おきに油かすを一株50g程度か、化成肥料10~20g程度を施します。

コンパニオンプランツ

レタス、ルッコラ、ライ麦、エン麦

連作

ゴーヤとエンドウ、キュウリとエンドウの輪作なら毎年の連作が可能です。
どちらも私はやっており、何の問題もなく毎年同じ場所で栽培できています。

相性の悪い品種

ジャガイモの後作は育ちが悪い

種取り

梅雨時期に収穫が終わっていきますので、適期を逃さないように少しづつ収穫していきましょう。
サヤの中で実がころころと鳴るようになったら収穫なのですが、
雨が降りそうであれば早めにでも収穫してしまって、
風通しのよい日陰なので十分に乾燥させた後にサヤから取り出します。
私の場合は、ペットボトルに入れて保管しています。