もくじ
エダマメの基礎
分類 | 栽培難易度 | 発芽地温 | 生育適温 |
マメ科 | ★ | 25℃~30℃ | 20℃~25℃ |
生育条件 | 土壌酸度 | 定植条間 | 定植株間 |
日当たりと多湿を好む | pH6.0~6.5 | 45cm |
極早生・早生 30cm
中生・晩生 40cm
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栽培カレンダー
エダマメの豆知識
エダマメはダイズの未熟なものです。
ムギ類やサツマイモと同じように、酸性で痩せた土で立派に育ちます。
マメ科は、寝に根粒菌がつくことで、空気中の窒素をアンモニアに変えて供給してくれるから。
肥料を与えすぎて栽培すると、茎葉ばかり茂って実がなりにくくなるので注意が必要です。
主な栄養成分は、タンパク質、脂質、糖質、カリウム、カルシウム、ビタミンA・B1・B2・C、食物繊維も豊富で、豆と野菜の両方の要素を備えていて栄養価が高い。
さらに、乳がん、子宮がん、結腸がんの予防効果があるイソフラボン、肝臓を守るアミノ酸であるメチニオンを含んでいて、リウマチにも良いとされている。
食べ方としては、塩茹でがやっぱり一番で、ゆでる前にサヤごと塩でもむとよい。そのほかに豆ごはんとか、かき揚げなどなど。
畑の準備・元肥
不要
播種
早生種ほど、根圏が狭いので株間は狭くて30cm程度でよい。
直播きなら、1穴に2~3粒をまとめて播きます。
発芽後に、生長の悪い1本をはさみなどで根元を切断して2本にしましょう。
エダマメは2本で育てると、根が良く伸びて株下が保湿されてよく生長します。
問題は、発芽後に本葉が出るまでの間に鳥などに食べられてしまうことです。
そのため、セルトレイに播種して育苗する方法もありで、72穴程度のセルトレイが良いと思います。
培土には、肥料分を含まない砂を多めに入れつつ、堆肥やピートモスなどの有機分を混ぜて作ります。
追肥
不要
コンパニオンプランツ
マメ科はコンパニオンプランツとして大変重宝します。
ネギなどユリ科とは相性が悪いのですが、そのほかはほとんどの野菜と相性が良いです。
その中でも、ナス科とウリ科は特に相性がばっちりで、元肥や追肥がエダマメのおかげで少なくてすみます。
連作
できれば2~3年は連作をしない方が良いとされていますが、私は連作をしていますが、問題なく収穫できています。
相性の悪い品種
ネギなどのユリ科
種取り
病害虫の少なかった実付きの良い株を残しておいて、サヤが枯れて乾燥してから種子を採ります。
その後、ペットボトルや瓶に8割程度となるよう入れ、ふたを半開きにして1ヶ月程度暗所においてから、ふたを閉めて保存します。