インゲン

インゲンの基礎

 

分類 栽培難易度 発芽地温 生育適温
マメ科 15℃~25℃ 15℃~25℃
生育条件 土壌酸度 定植条間 定植株間
水はけのよい乾いた土壌 pH6.0~6.5 45cm
つるなし20~30cm
つるあり30~40cm

栽培カレンダー

インゲンの豆知識

原産地は中米から南米にかけての樹林帯です。樹木に当たると絡まりながら登っていくつる性の野菜です。
エダマメと同様に、大気中の窒素を根に共生する根粒菌で取り込んで育つため、痩せた土壌でも育ってくれます。
つるありとつるなしがあり、つるなしは早く収穫できますが、収穫期間が短いため、長く収穫したいならつるあり種の栽培をおすすめします。

畑の準備・元肥

不要

播種

直播きの場合、深さ2cm程度で1か所に3~4粒程度を播種します。
鳥に食べられてします心配があるので、刈った草を敷くなどしてください。
セルトレイにて播種の場合、私は72穴を使います。培土は、川砂を主体に腐葉土を入れて作ります。

追肥

油かす50g/株を収穫が始まったら1週間に1度程度で株元に与えます。

コンパニオンプランツ

キュウリ

連作

2年程度は同じ畝で作らない方が良いとされています。
しかし、私の場合は、冬にエンドウを栽培することで、連作を続けて早や5年ですが全く問題ありません。

相性の悪い品種

特になし
ただし、インゲンを作ると害虫のセンチュウが増えやすいため、センチュウの被害が出ている場合は、キュウリとの混植を避けます。

種取り

病気にかかっていない完熟した種子を選んで、天気の良い日に収穫し、その後も1週間ほど風通しの良い場所で乾燥してください。
エダマメなどと同じように、その後、ペットボトルや瓶に8割程度となるよう入れ、ふたを半開きにして1ヶ月程度暗所においてから、ふたを閉めて保存します。