もくじ
ナスの基礎
分類 | 栽培難易度 | 発芽地温 | 生育適温 |
ナス科 | ★★ | 25~35℃ | 16~32℃ |
生育条件 | 土壌酸度 | 定植畝幅 | 定植株間 |
日なた | pH5.5~7.0 | 90~150cm | 60cm |
栽培カレンダー
ナスの豆知識
ナスの原産は熱帯モンスーン気候インドや熱帯アジアと推察されています。高温多湿気候に適しているため、奈良時代に中国から伝来し、日本各地に在来品種が栽培されています。
本来は低木状の直立性多年草。しかし、日本では秋から冬の寒さで枯死してしまいますから、一年性の植物となります。
基本的に多湿を好み、土壌が乾燥すると生育、果実の肥大、つやとも悪くなります。
土壌適応性は高く、砂質土から粘性土までよく生育しますが、元々がインドなどの肥沃な土地で育ってきたこともあり、元田んぼなどの湿潤な土地が適しています。
しかし、土壌水分が多いといっても地下水位が高いと根の先端が腐りやすく、青枯病などの発生も多くなります。
ナスの根はトマトと同じ主根深根型。
根元から多くの太い側根がまず横に伸びて、その後、地中深くにまっすぐ下に何本も伸びていきます。
本来は低木状の直立性多年草。しかし、日本では秋から冬の寒さで枯死してしまいますから、一年性の植物となります。
基本的に多湿を好み、土壌が乾燥すると生育、果実の肥大、つやとも悪くなります。
土壌適応性は高く、砂質土から粘性土までよく生育しますが、元々がインドなどの肥沃な土地で育ってきたこともあり、元田んぼなどの湿潤な土地が適しています。
しかし、土壌水分が多いといっても地下水位が高いと根の先端が腐りやすく、青枯病などの発生も多くなります。
ナスの根はトマトと同じ主根深根型。
根元から多くの太い側根がまず横に伸びて、その後、地中深くにまっすぐ下に何本も伸びていきます。
畑の準備・元肥
定植の1か月前に、定植予定位置に完熟堆肥をクラツキで施しておきます。
支柱は根が傷つかないよう、できれば定植前に立てておくとよいでしょう。
pHを確認し、必要なら1~2週間前までに苦土石灰を撒いておきましょう。
支柱は根が傷つかないよう、できれば定植前に立てておくとよいでしょう。
pHを確認し、必要なら1~2週間前までに苦土石灰を撒いておきましょう。
播種
ナスの育苗はとても大変です。
私の場合は、踏込み温床で播種から苗を育てていますので、同じようにされる方は参考にしてください。
4号ポットに培土を入れて、指先で3か所の窪みを作り、各窪みに1粒ずつ種をまきます。
土を被せて表面をしっかりと抑えたらたっぷりと水をやります。
室内の暖かい場所や、育苗器を使って25℃くらいに管理すると1週間程度で発芽します。
私の場合は、踏込み温床で播種から苗を育てていますので、同じようにされる方は参考にしてください。
4号ポットに培土を入れて、指先で3か所の窪みを作り、各窪みに1粒ずつ種をまきます。
土を被せて表面をしっかりと抑えたらたっぷりと水をやります。
室内の暖かい場所や、育苗器を使って25℃くらいに管理すると1週間程度で発芽します。
間引き
本葉2~4枚になったら、葉の形の悪いものや生育の良くないものを選びます。
ここで間引くのですが、手で抜いてしまうと、残す苗の根を傷めててしまいますので、株元からハサミで切り取り、1ポットに1株にします。
追肥
株の様子を見て1か月に1~2回追肥をします。
化成肥料、油かす、魚かす、米ぬか、ボカシ肥料のどれでも構いません。
いずれかを1㎡あたり一握り(20~30g)を成長した根の先あたりに施します。
化成肥料、油かす、魚かす、米ぬか、ボカシ肥料のどれでも構いません。
いずれかを1㎡あたり一握り(20~30g)を成長した根の先あたりに施します。
コンパニオンプランツ
エダマメ、ラッカセイ、パセリ、バジル、ニラ、ネギ、ニンニク、ホウレンソウ、ナスタチウム、インゲン、シソ、マリーゴールド
相性の悪い品種
トマト、ジャガイモ
種取り
固定種の種取りが前提ですが、F1種でも決して種取りができないわけではありません。
自家受粉のため、交雑の可能性はほとんどありません。
果実は皮の色が褐色になるまで枝につけておきます。
一度硬くなったものが少し柔らかく弾力を持つようになれば完熟です。
硬いうちに収穫して柔らかくなるまで日陰に置いて追熟しても構いません。
自家受粉のため、交雑の可能性はほとんどありません。
果実は皮の色が褐色になるまで枝につけておきます。
一度硬くなったものが少し柔らかく弾力を持つようになれば完熟です。
硬いうちに収穫して柔らかくなるまで日陰に置いて追熟しても構いません。