もくじ
オクラの基礎
分類 | 栽培難易度 | 発芽地温 | 生育適温 |
アオイ科 | ★ | 25℃~30℃ | 25℃~30℃ |
生育条件 | 土壌酸度 | 定植条間 | 定植株間 |
水はけの良い、乾いた土壌 | pH6以上 |
30~50cm
2~3本まとめて栽培の場合も同様 |
30~50cm
2~3本まとめて栽培の場合も同様 |
栽培カレンダー
オクラの豆知識
アフリカ原産のオクラは、ハイビスカスの仲間ですから、夏の炎天下でも黄色くて美しい花を次々と咲かせます。
その花の後にできる若いさやがオクラで、天ぷら、おひたし、和え物として食べます。
タンパク質、糖質、食物繊維、ビタミン類が多く、特に食物繊維は100gに5.0gと野菜の中では多く含まれます。
また、コレストロール値を下げるムチンの含有量が多く、疲れた胃の粘膜を保護してくれるので、夏バテにはもってこいの夏野菜であり、栄養野菜として人気があります。
その独特の粘質物を利用して、生で刻んで納豆やモロヘイヤと混ぜて鰹節をパラパラっとかけてしょうゆを垂らして食べるのも最高です。
元肥
2週間前までに完熟堆肥2~3kg/m2、油かす300g/m2をすき込んでおきます。
播種
直播きでも良いが、ポットやセルトレイで播種して定植の方法もよい。
一か所に3~4粒程度を播種し、本葉が1~3枚程度で生育の悪いものを間引いても良いし、そのまま全ての苗を育てても良い。
本葉が4~6枚程度で定植をする。
追肥
定植1ヶ月後ぐらいから、株の様子を見ながら多くても1週間に1回程度、油かす20~30g/m2を株元にまきます。
コンパニオンプランツ
マメ科と相性が良いので、エダマメ、ラッカセイ、インゲンと混植しましょう。
特につるありインゲンは、オクラに絡まって生長しますので支柱代わりになって良いことづくめです。
連作
私は連作しており全く問題ありません。
オクラが連作できないと見たことや聞いたことがないので大丈夫でしょう。
相性の悪い品種
特にありません。
種取り
収穫の遅れたオクラをそのまま付けておけば、色が変わってカラカラになりますので、
よく乾燥したことも確認して取りましょう。
中の種を取り出して1週間程度乾燥させれば完成です。