もくじ
トウモロコシの基礎
分類 | 栽培難易度 | 発芽地温 | 生育適温 |
イネ科 | ★ | 20℃~30℃ | 20℃~30℃ |
生育条件 | 土壌酸度 | 定植条間 | 定植株間 |
温暖な気候を好み、昼夜の温暖差が大きい方が生育も良好 | pH5.5~6.5 | 30cm | 30cm |
栽培カレンダー
トウモロコシの豆知識
原産地は中央アメリカで、現在のメキシコあたりの山麓地帯です。
酸性から中性土壌まで、どんな土壌でも栽培できます。
根は1m以上と深く張ってくれて、余分な養分を吸い上げてくれるので、連作障害や病虫害の出る畑では、緑肥として活用もできる優れものの野菜です。
たこ足のように強い根を浅いところに張ることで、肥料分をたくさん吸い上げて生長します。活着するまでは土寄せしてもいいのですが、分げつして根がたくさん出始めたら、光合成を促すためにも土寄せはしない方がよい。
畑の準備・元肥
2週間前:苦土石灰100g/m2
1週間前:完熟牛ふん堆肥 2Kg/m2
米ぬか140g/m2、草木灰60g/m2 または化成肥料200g/m2
播種
トウモロコシは他家受精で1株だけでは受粉しにくいので、最低でも10本以上をまとめて植えることが必要です。
また、風媒花(風で受粉する花)のため、2列以上で植えることも重要です。
条間30cm、株間30cm以上で1か所に3粒ずつ点まきしてください。
追肥
米ぬか10g/株 または 化成肥料10g/m2
本葉が3~4枚程度のときに1本に間引きます。
その際に追肥したり、葉色が薄く、黄色く下葉が枯れてくるような場合などに施します。
コンパニオンプランツ
エダマメ、つるありインゲン、つるありササゲ、カボチャ
連作
連作障害は出にくい。
相性の悪い品種
特になし
種取り
通常の収穫時期を過ぎて、皮全体が褐色になって熟したら収穫する。
よく乾燥させてから種をほぐして皿などに出して、紙袋などで冷蔵庫もて保存する。